約 2,471,314 件
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/561.html
http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1316537661/373-386 ふぁ~~。全く。今日も疲れたぜ…」 俺、高坂京介は何時もどうり、何時もの様に帰り道を歩いていた。最近は受験勉強に没頭していてあまり寝ていない。流石に体がキツイか…。 久しぶりの一人での下校。(麻奈美はロックが熱を出し、その看病で早めに帰った)何の気なしに振り返ってみると、人の気配のない寂しげな道を夕日が綺麗に彩っていた。手を空に掲げ、自分の影で少し遊んでみると、俺らしくねぇな。と、微かに自嘲気味な笑顔を作った。 「最近部活も休み気味だな…明日あたりちっとばかし顔出してみるのもわるくねぇか。あーでも瀬奈の奴がまたホモゲー作ってるかもしれねーと思うと鬱だわ」 …独り言も空しいだけだな。 さっさと家帰って寝るか………ここんとこずっと勉強漬けだったし。今日くらい休んでもバチは当たらんだろ。 そんな悠長なことを考えていると、いつの間にか家の前まで来ていたようだ。さっさと部屋に戻るか。 そんな風に。 何時もならきっとそんな風に思ったんだろう。 でも、今日はそこで立ち止まった。 家の前に、妹が立っていたからだ。 ただ立っているだけなら、軽く声をかけて家の中に入っただろう。でも、妹は、桐乃は様子がおかしかった。 桐乃は塀にもたれかかるように立ち、少しでも触れてしまったら崩れてしまいそうなくらいに震えていた。顔は陰になっていてよく見えないが、おそらく、否、絶対に泣いているのだろう。何でそんな事が分かるのかって?俺だって伊達に長年こいつの兄貴をやってる訳じゃないさ。 「桐乃」 「……………」 返事はない…か。 「ただいま」 「……………」 「こんな季節にずっと外出てたら風邪ひくぞ」 「…うっさい」 「早く中入ろうぜ。腹減ったろ」 「うるさい!!話しかけんな!!!!!」 どうやら只事じゃねぇっぽいな。 「何があったんだよ。話してみ?」 「何もない!!」 「何もないわけじゃねえだろうが。いいから話してみろって」 「うるさいって言ってんでしょ!!!いい加減にしてよ!第一、私に何があったってアンタには関係な「ねぇはずねぇだろ!!!!」っ!」 そっから先はもう二度と言わせねえよ 「お前は俺の大切な妹なんだよ。心配位させろ。」 もしも自分の妹がこんな状態で何もしねえような馬鹿兄貴がいたら俺の前に連れてきやがれ。そんな奴問答無用でぶっとばしてやらぁ。 「少しは俺を頼れよ。桐乃。解決はできねえかもしれねえが、お前の見方位にならなるぜ?」 確かに俺は頼りない兄貴かもしれねえ。 でも、妹のために必死になって動くくらいのことはできんだよ。 次の瞬間、俺は何がを来たかわからなかった。 ……ただ一つだけ確かな事。それは俺の妹が、桐乃が俺に抱きついてきたという事実だけ。流石にこんな展開は俺は予想していなかったので当然のことながらパ二クる俺。 さっきまでかっこいい感じだったのに…やべぇなんなんだこの状況。そんな葛藤が頭の中で行われる中、桐乃が、縋るように呟いた。 「助けてよ…兄貴」 それだけで俺には十分すぎた。 桐乃の話をまとめるとこうだ。 桐乃は学校で同級生から告白されて、それを断った。しかしこいつがやけにしつこく、桐乃に執拗に付きまとったらしい。 遂に切れた桐乃は、そいつにきっぱりと、辛辣に「あなたに興味はない」と吐き捨てたそうだ。 するとそいつは態度を翻し、桐乃に嫌がらせをするようになったらしい。靴を隠し、部活の邪魔をしたり、わざと給食をひっくり返したり、桐乃のお気に入りのシャーペンを次々に叩き割ったり、挙句の果てには靴に画鋲を敷き詰めたりとどんどん嫌がらせは エスカレートしていったそうだ。しかし桐乃はそのことを誰にも話さず、元気のない桐乃を心配して声をかけた母親と口論になり、家を飛び出したところで俺に見つかったそうだ。 「最近桐乃の様子が変なんです」 三日ほど前あやせが俺に相談を持ちかけた事を思い出した。あの時は勉強で疲れ切っていてそこまで深く考えなかったのだ。俺はあの時の俺を本気で呪ったね。もし俺があの時もっと深く考えていたら、桐乃は、俺の妹はこんなに苦しまずに済んだかもしれないのに… 「兄貴…私もう嫌だ…。なんで…私が何をしたっていうの!?ねえ、答えてよ!」 心底疲れ切った、そして悔しそうな顔でそう言った。 「何もしてねえよ。お前は何も悪くねえ」 「だったら何でこんなに苦しまないといけないの?どうしてよ!」 「ごめん桐乃。俺が気付いてやれば…」 「やめてよ…兄貴何も悪くないんだよ?何で…」 過ぎたことを嘆いても何も始まらないし、変えられない。 俺がやることはもう決まっていた。 俺は立ち上がり、俺を泣きはらした目で見上げる妹の髪をくしゃっと撫でると、静かな微笑を浮かべて言ったんだ。 「お前は頑張ったよ。後は俺に任せろ。」 さてと。俺の誇りを汚した奴を狩りに行くとしますか。 ―某所― 相手を呼び出すのは簡単だった。というのも無理やり相手がメルアドを桐乃に送りつけていたんだとさ。 いい迷惑だ…まあそのおかげで相手を簡単に呼び出せたんだがな。後は奴が来るのを待つだけだ。生まれてきたことを後悔させてやらぁ。 10分……20分刻一刻と時間が過ぎていく中何人分かの足音が聞こえてきた。来たか。 「あんた誰?桐乃ちゃんいねーの?」 「そいつの兄だよ。それと年上に対する態度も改めな。ガキ」 「あぁ?んだとコラァ!!!」 やれやれ…随分と頭の悪そうなガキだなぁオイ。 「…まあいいや。で?そのお兄様が何の用だ?」 「ったく。んな事もわかんねぇのかよ。筋金入りの馬鹿だな、こりゃ。尤も女の子との待ち合わせに5人もゴロゴロ引き連れてきた時点でロクな奴じゃねーんだけどよ。」 ガキの後ろには同級生と思われる馬鹿面が5人ほどいた。それもご丁寧に鉄パイプ装備ときた。…小せえ男だな。 「だから何の用だって聞いてんだろうが!いい加減キレるぞ!」 キレてんじゃん。 「てめえ、俺の妹泣かせただろ。」 「あぁ?知らねえよそんなもん。それがどうした?俺にはカンケ―ねぇし。」 ゲラゲラと。 下品な5人分の笑い声があたりに響く。 俺の中の何かが外れた。 「ふざけんな!!!」 「!!!」 「テメェらの所為で俺の妹が泣いた…それがどういうことだかわかってんのか糞ガキ共!!桐乃に振られた?だからなんだよこの野郎!!男なら潔く諦めやがれこの下郎!!第一テメェみてえな屑に桐乃を渡すはずねえだろうが!!」 「なっ!!んだとこの野郎――――――――!!!」 ドゴォ!! 鈍い音が響き、額に走る激痛。どうやら奴ら中の一人に殴られたらしい。頬を伝うヌメリとした感触。痛みで視界が霞む中、俺は口端を醜く釣り上げた。 正当防衛。 それが適用される条件が今、揃っていた。 待ってましたというように、俺は俺を殴った奴の腕をつかみ取り、そのまま体ごと地面に叩きつけた。それで怯んだ近くのガキの顔面にも、怒りを込めた拳を叩き込む。士気を戻したガキ二人に殴られたが、そんなことは関係ない。痛むなら、痛みをこらえて殴るまでだ。 「調子に乗んな!!」 しかし、流石に相手が中学生でも、5人相手はきつかったようだ。 「正義の味方ごっこも大概にしやがれ!!バーカ!!!」 勝ち誇ったような笑みを浮かべるガキ共。 馬鹿はお前らだよ。バーカ。 「確保‼‼」 その声とともに、喧嘩の中に乱入してくる大人たち。何が起きたか分からないまま、茫然とした間抜け面を浮かべるガキ共。 ここに来る前、俺は親父に連絡を取っていた。万が一のためと思っての保険だったが、話によれば今日は早めに帰れて、部下2人と飲みに行くつもりだったそうだ。せっかくの休みをつぶしてしまって申し訳ないが、その文句なら後でいくらでも聞いてやるさ。 その後の何かめんどくさそうなことは全部親父がやってくれたらしい。ありがたいぜ。全く。 で、所変わって高坂家。 「京介。話がある。」 ……………ですよねー。 まあ今更なんか言ったってもう遅ぇし、覚悟きめっか。 そう思い、俺は親父と机を挟んだ椅子に腰を下ろした。 「…今回の件は警察官として、あまり誉められた事ではない。俺に連絡を取ったことは賢明だが、その後のお前の行動は危険で、無鉄砲すぎる。…下手をすればそんな怪我だけでは済まなかったかもしれないのだぞ?」 俺の頭に巻かれた包帯を見ながら、親父はそう言った。 「ごめん。迷惑かけちまったよな…」 そりゃそうか…警察官の息子がだもんな。頭に血が上ってて、そこまで考えられなかった… 「でもな、京介。」 「え?」 どんな言葉でも受け止めようと覚悟していた俺にとって、親父の口から出たのは意外な言葉だった。 「俺は父親としては、俺としては嬉しかったよ。」 「へ?」 ついつい間抜けな声が出てしまった。どういうことだ? 「お前も、妹を守るために戦うことが出来る、そんな兄だと知れて嬉しかった。それは誇ってもいいことだし、桐乃もお前のことを誇れるだろう」 「で、でも俺は…」 そんな大層な事してない。 そう言いかけてやめた。 親父の滅多に見ることのできない微笑をみて、何も言えなかった。 「お前は俺の自慢の息子だよ。京介。」 煙草買ってくる。 そう言い残して親父はどっかに行っちまった。 (自慢の息子…か。) 少し緩んだ頬を引き締め、俺は階段を上る。そして、ドアノブに手をかけた。ただし、俺の部屋ではなく桐乃の部屋だ。そのままドアを開ける。鍵はかかっていなかった。 「桐乃―。ただいま。」 「兄貴ッ!!」 …ものっ凄い勢いで桐乃が抱き着いてきた。ぐおぉ、背骨が… 「だ、大丈夫!?頭…怪我してるの?ねえ、ねえってば!」 き…桐乃さん…とりあえず放してください…そして胸倉を掴んで激しく揺さぶるのも勘弁してください…脳が…脳が揺れます… 「あ…兄貴!?どうしたの?顔が真っ青だよ?あ、兄貴!?」 「き、桐乃…とりあえずその手を放そうか…マジで苦しいです。」 「えっ?あ、ごめん…」 ふぅ…あぶねぇあぶねぇ。一瞬花畑が見えたぞ? そんなことを考えていると、桐乃が申し訳なさそうに呟いた。 「ごめんね?迷惑かけちゃって…」 「迷惑かけろよ。好きでやってんだから。つーかお前にはいっつも迷惑かけられてるしな。」 「でも…」 「それにさ、桐乃俺はそれが嫌だなんて思ったこと一回もないぜ?」 「…ホント?」 「ん。ホントだ。」 「でも、その怪我…」 「気にすんなよ。妹のための傷って、兄貴にとって勲章みたいなもんなんだから。」 「ありがとう。兄貴。」 「どういたしまして。桐乃。」 そう言って俺たちは笑いあった。すると桐乃が俺の胸に頭を預けてきた。 「桐乃…?」 「いつもありがとう。兄貴。私、こんな妹で兄貴に迷惑ばっかかけちゃうけど、ホントはすっごく感謝してるんだ。だから、今から私が言うこと真面目に聞いて?私は兄貴のこと、兄妹としてじゃなくて、好きなの。」 「えっ…?」 それってどういう そう言葉をつむぐ前に、桐乃に唇をふさがれた。それも、自身の唇で、だ。 いわゆるキスってやつだな…って待て待て‼‼‼‼流石に兄妹でこれはまずいだろ!殺されるって!あやせさんに殺られちゃうって!!!!!!! そんな俺の葛藤を知ってか知らずか、桐乃は舌まで使ってきた。桐乃の吐息が鼻にかかる。見ると、こころなしか頬が紅潮いていた。 「んっ…」 長い、永いキスが終わり、銀に光る唾液の線が俺と桐乃の唇を結んだ。 「お前…何を…」 「大好きだよ。お兄ちゃん。」 「っ!」 あ~あ。全く。赤城のこと言えねぇや。 結局俺もシスコンゃねぇか。 「後悔しないな?」 「うん」 「お願い、お兄ちゃん…」 桐乃切なげな声を上げた。 俺は桐乃をベットに寝かせ、覆いかぶさるような形でもう一度桐乃の唇を奪った。今度は俺が主導権を握り、桐乃を融かしていく。先ほどよりも甘く、激しい吐息が顔にかかる。 そんな事にまで反応してしまう俺はやっぱり変態なのだろうか。…いや、もういいや。どうせ俺はシスコンですよーだ。 「っんぅ…んぐぷはぁ…」 息遣いが荒いな。大丈夫か? 「お兄ちゃん…ここも…」 「あぁ。」 俺は桐乃の胸に手を伸ばし、愛撫を始めた。桐乃の胸は丁度俺の手に収まるくらいの大きさで、マシュマロの様に、否、それ以上に軟らかかった。興味本位で桐乃の自己主張している乳首に手を伸ばし、軽く抓ってみる。 「ふあぁん!!!」 「うぉ!?」 突然桐乃が悲鳴(エロ声?)を上げたので、驚いて手を放した。…桐乃は小刻みに震えていて、俺に縋りついてくる。えぇと…これはあれか?俺の部屋(ベットの下)にいる友の知識を借りると… 「桐乃?もしかしてその…いった?」 「え!ぇ~と…その…いちいち言うな!!バカ!!」 「うぉう!?ご、ごめん」 ちょっとデリカシーにかける発言だったか…。でも、俺はもう止まらない!止められるもんなら止めてみやがれ!!…誰に言ってんだろうな…。 「桐乃?下触るな?」 こくり、と。 桐乃は確かにうなずいた。それを確認してから、俺は桐乃のスカートの中に手を伸ばした。 「あ…」 当然のことながら、桐乃の秘所は濡れていた。下着越しからでも、ラインがしっかりとわかるほどに。そんな些細なことに感動を覚えつつ、俺はその筋をなぞってみた。 「くぅ…はぅぅ」 桐乃の悩ましげな声と淫らな水音が部屋に響く。俺は我慢できなくなって、はち切れんばかりに膨張した己の肉棒を取り出した。桐乃の表情を窺ってみると、恐怖よりは期待のほうが大きうようだ。 「桐乃、いいな?」 最終確認。 「うん…きて‼」 その言葉とともに、俺は一気に肉棒を桐乃のヴァギナに叩き込んだ。桐乃は一瞬目を見開き、背中に跡がつく位の強さで俺にしがみついてきた。全部埋まったところで、俺は桐乃に声をかけた。 「桐乃…?大丈夫か?」 「痛い…すごく痛いよ……でも、そんな事どうでもいいくらいに嬉しい…」 痛いだろうに。桐乃は俺に笑って見せた。そんな妹を心から愛おしく思って俺は桐乃を抱きしめた。壊れないように、愛おしむように、強く、強く。 桐乃の痛みが引くのを待ち、俺は桐乃に尋ねた。 「桐乃、動いてもいいか…?」 「うん…動いて。」 それを聞いた俺は腰を上下に動かし始めた。既に桐乃の顔から痛みは消え、代わりに快楽に喘ぐ淫らな顔になっていた。 「ぃん!ぁあ!!うぐぅぅ!!」 瞳から大粒の涙を流しながら桐乃は喘いだ。もうそこには本能の赴くがままに交わりあう男女の姿しかなかった。 「っくぅ…」 そろそろ限界が近くなってきた。ラストスパートだ。 「桐乃!!出すぞ!外に…え?」 それを聞いた途端、桐乃は俺の脚に自らの足を絡み付けてきた。 「桐乃何やって…」 「平気!今日は大丈夫な日だから…中に、中に出して!!!!!」 「くぅ…!うあぁぁぁぁぁ!!!!!」 俺は、妹の中にすべてぶちまけた。 「桐乃、ホントに大丈夫か?」 「ん~~まだ若干腰が痛いけど…だいじょぶ。」 「そっか。」 やってしまった…まぁでも後悔はしていないのだが。 これから先、俺たちは何度も辛い目にあうだろうし、苦しむだろう。でもそのたびに俺が守ってやればいいんだ。 俺はこいつを一生かけて守り抜いて見せる。 なんてったって、俺は桐乃の兄貴なんだから。
https://w.atwiki.jp/oreimoportable/pages/21.html
アレ? おまえら俺の妹だっけ!?」 ごくフツーの高校生・京介が目を覚ますと、そこはいつもと変わらぬフツーの朝だった。 しかし、小さな……いや、大いに違っている事実が1つだけあった……。 それは、ナマイキな妹・桐乃の部屋に、幼なじみのはずの麻奈実と、桐乃のオタク友だちである黒猫と沙織、そして桐乃の同級生でモデルのあやせの4人がいたこと! 桐乃も含めた5人の少女たちは、この部屋で“俺の妹”として、一緒に住んでいたのだった!! しかも「お兄ちゃん」と慕う妹たちからは、「お兄ちゃん構ってよぉ~♪」という、今世紀最大(?)の人生相談が!! ここに京介の人生相談奮闘劇の、新たな黒歴史が幕を開けるのであった――。
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/150.html
俺の妹 ラジオ WEBラジオ「俺の妹が(ラジオでも)こんなに可愛いわけがない。」公式サイト WEBラジオ「俺の妹が(ラジオでも)こんなに可愛いわけがない」公式サイト バックナンバー ショートドラマ 第24回 2011.07.22 最後まで聞いてくれてありがとう!幸福が訪れる呪いをかけるわ 第23回 2011.07.08 ゲスト:中村悠一 第22回 2011.06.24 -- 第21回 2011.06.10 ゲスト:田村麻奈実 昔の桐乃と京介は・・・ 第20回 2011.05.27 ちょっと人生相談が・・・ 第19回 2011.05.13 ゲスト:沙織・バジーナ ハブられすぎ(涙) 第18回 2011.04.22 ゴールデンウィークはどうする? 第17回 2011.04.08 ゲスト:新垣あやせ 黒猫危機一髪! 第16回 2011.03.25 お花見に行こう ござる語をやろう 第15回 2011.03.12 理想の兄貴像 第14回 2011.02.25 恋愛相談 第13回 2011.02.11 バレンタイン 第12回 2011.01.28 今年の抱負 第11回 2011.01.14 受験 第10回 2010.12.24 クリスマス 第9回 2010.12.10 朝が苦手 第8回 2010.11.26 中猫ちゃん登場 第7回 2010.11.12 黒猫「ヒロイン奪うわよ?」、桐乃「いつでも受けて立つ!」 黒猫:妹、桐乃:お姉ちゃん 第6回 2010.10.22 あたしの兄貴がこんなに格好いいわけがない 京介を罵倒? 第5回 2010.10.08 -- 第4回 2010.09.24 桐乃は黒猫っぽく、黒猫は桐乃っぽく 第3回 2010.09.10 お互いの良い所を褒め合う 黒猫に罵倒してほしい 第2回 2010.08.27 お便り紹介 ラジオ収録感想 桐乃は変態だけど竹達さんなら大丈夫! 第1回 2010.08.13 やってほしいこと募集! 企画書2行だった… アニ店特急2010冬(コミックマーケット79直行便バス配布物) 2010.12.29 桐乃の冬コミ 伝説の少女K 伝説の少女K再び アニ店特急降車 俺の妹が(ラジオでも)こんなに可愛いわけがない 出張版CD(電撃G sフェスティバル Vol.19付録) 2010.12.11 電撃G sフェスティバルVol.19特典紹介
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/436.html
591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/19(土) 18 33 29.12 ID E0NQWJe7P [2/3] 事の発端は一人の少女の悲劇 「…え?桐乃が……死ん、だ…?」 「移動中の事故だったらしい。だが、おかしなことに遺体が見つからないそうだ……」 かけがえのないものを失った少年少女は、悪魔の契約にその手を伸ばす 「我が名はケルベロス。我が本願を叶えることが出来るならば、願いを一つかなえてやろう」 「君がかなかなちゃん? 君、魔法少女になる気はないかな? やって欲しいことがあるんだ。それができたら好きなこと、一つだけかなえてあげるよ」 「フフフ、気に入った。我が目的、果たすこと叶うならば貴様にそれまでの間力を貸してやろうではないか!」 『願いのかけら』を巡る戦い。それはありえなかったものの邂逅 「んな!? メ、メルルにマスケラのなんだったっけ? 忘れちまったがどうしてあんなやつらが!? 俺も人の事言えねえけどよ。一体どうなってやがる!?」 「悪いけどー、その『願いのかけら』渡してくんねー?それが必要なんよ」 「……マスケラにメルル? 悪い冗談もほどほどにして欲しいわね。でも……それは私が頂くわ」 言葉は交わらず、想いは重ならず、激化していく戦いのさなか突然現れる珍入者リノ 「あんた達! その『願いのかけら』はあたしが貰うわ! だからとっととそれを寄越しなさいってああぁぁーーーー!! メ、メルル! リアルメルルがいる!! 何これどうなってんの!? 超興奮するんですケド!!」 「まるで誰かを思い出させるようなやつだな……」 手を組むもの、惹かれあうもの、新たな手を打つもの、それぞれの想いが交錯する 「なんでメルルに手を貸してくれんの?」 「だってあたしメルル超好きだし? ま、目的も同じみたいだしね。最後はあたしが全部貰うけどそれまでは手を組もうよ。そのほうが効率いいっしょ?」 「……あんたってホントバカね。なんで敵のこと助けてるんだか。てかその仮面とりなさいよ」 「チッ、うっせえな。助けてやったのにその言い草かよ。それとこの仮面は無理。……まあなんだ、お前が似てたからだろうな。俺の大事な妹によ」 「ふーん……シスコン」 「桐乃……なんでこんなことに…」 「フフフ、大事なものをなくしたのね。それを取り戻したいとは思わない?」 「誰!?」 「私は千葉の堕天聖……どうかしら?あなたが望むならそれが可能となるわ」 「……それは本当ですか?」 「フッ、話がわかる子は嫌いじゃないわよ?」 そして戦いの最終局面、自体は思わぬ方向へと向かっていく 「よっし! これで全部揃った! これでやっと……!」 「ぐ……!! な!? リノ、危ねぇ!!」 「アハハハハハ!! この時を待っていたよ! 君の魂がむき出しになるこの瞬間! 今その魂を堕としてあげるよ!! ウリエル!!!」 「え? きゃああああーーーー!!」 「リノ!」 明かされる正体。堕ちた桐乃。それを救う手立ては…… 「本気でやるつもりか。そうすれば貴様の寿命、もちはせんぞ?」 「ああ。俺の命にかえても、桐乃は助けてみせる。だから最後の一撃、全力で行くぜ?」 京介の思いは届くのか? 「桐乃。お前のこと、大好きだったぜ」 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」劇場版 〜マスケラVSメルル 想いと願いの向かう先〜 今年夏、全国映画館にてオンエアー! -------------
https://w.atwiki.jp/itapura/pages/54.html
1/24痛車シリーズNo.19 俺の妹がこんなに可愛いわけがない VERTEX RIDGE JZZ30ソアラ http //www.aoshima-bk.co.jp/scripts/shouhin/shohin-shosai.aspx?cl_id=3 ot_id=12 si_id=464 code_a=05067(2011/06/30イラスト登録) http //www.1999.co.jp/10138508(HOBBY SEARCH、2011/01/31予約開始) 2011/02/25発売。¥3,800、税込¥3,990。 車種は、トヨタ・ソアラ 2.5GT-ツインターボ・L(E-JZZ30-ACPZZ、三代目後期型、1996/08~2000/12年式)、4AT。T E製エアロパーツ装着。 「No.10 うみねこのなく頃に VERTEX JZX100チェイサー後期型」「No.12 魔法少女リリカルなのはStrikerS フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン FD3S RX-7 RE雨宮feat.ART FACTORY」「No.13 AIR FC3S RX-7後期型 RE雨宮仕様」「No.SP 龍が如く ファブレス UCF31セルシオ後期型」「No.16 Kanon ヴェイルサイド JZA80スープラ コンバットV-Ⅱ」「No.SP WORKING!! FD3S RX-7 Aスペック TYPE-GT CONCEPT」に続く社外エアロパーツ装着車。 「No.05 CLANNAD ~AFTER STORY~ JZZ30ソアラ 2.5GT-ツインターボ・L(及び宮沢模型流通限定版)」に続くソアラだが、当商品は後期型であり、その上エアロパーツ装着により趣を異にしており、何より『CLANNAD』仕様とはデカールデザインの完成度が遥かに高められている。 名前 コメント - -
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/808.html
2020年10月19日 出題者:ウルリク タイトル:「既読スルー」 【問題】 コシミはLINEで「久しぶり!」と送った。 返信があったのにタカフミに怒った。 状況を説明して下さい 【解説】 + ... コシミは彼氏のタカフミの浮気を疑っていた。 熟睡中のタカフミの指を使いスマホの指紋認証を外しLINEを見たが やり取りは全て消去してあった。 そこで登録してある女性全員に「久しぶり〜元気?」とタカフミのフリをしてLINEを送った。 するとその中の1人が「久しぶり?先週2人でお泊まりしたじゃん!(`ε´)」と返事が返って来た。 怒り狂ったコシミはタカフミを叩き起し、タカフミはスマホを見たことを怒り 大喧嘩になったのだった ※人のスマホを見るのはやめましょう! ※某番組の企画より着想 《実話》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/psp_oreimop2/pages/24.html
質問はこちらにお願い致します。 CG回収も全部したんですがコンプが99%止まりです。どうしてでしょうか・・・?アルバム最後も手に入れました - 名無しさん 2012-05-25 15 42 18 経路が全部解放されていない可能性があります。瀬名ルートとか。 - 名無しさん 2012-05-26 04 32 38 桐乃ver.「この物語はry~関係ありません。」の後に「そのとーり!」って言うけど、これ何のパロだっけ??思い出せない。攻略と関係なくてすんません。 - 名無しさん 2012-06-13 01 23 57 ダブルキャストというゲームのBADエンド時にそれっぽいのがでてきます - 名無しさん 2012-06-23 02 26 17 リファイン版のCGの電波ソングの差分が2枚しかとれません。3枚目の取り方を教えていただけないでしょうか? - 名無しさん 2012-09-02 14 03 54 俺の妹に最後の手段を使うしかないにて電波ソングを選択して下さい - psp_oreimop2 2012-09-06 19 10 23 あやせルートで「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」をセットするのがわかりません - 名無しさん 2012-12-09 18 32 08 あやせルートで赤文字になってる選択肢を全て選択した上で、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を所持していれば左上に自動的にセットを促す表示が出ます - 名無しさん 2013-08-15 03 46 00 フローチャート、O.R.Eリスト、アルバム全部集めたのに99%のままどうしたらいい - ゼレフ 2013-02-11 18 21 12 超序盤で沙織ボイスでないんだけど使用?バグ? - こうへい 2013-07-31 00 54 06 ↑「おお!さすが京介氏!きりりん氏の誤解が一つ解けたようですぞ!」とか - こうへい 2013-07-31 00 55 18 話の時にオートモードにする方法が分かりません。教えて下さい。 - トトロ 2013-08-16 22 27 28 麻奈実ルートの「その後の二人」に沁み渡る不安の2SHOTを成功させてもいけないんですが・・・? - りんてつ 2013-10-28 19 47 45 リファイン版麻奈実ルートのお風呂あそびがどうしても出ません。書いてある方法をいくら試してもダメでした。どうしたらいいんでしょうか? - 名無しさん 2014-05-04 00 24 19 他に条件あるけど、もう検証するの面倒。【131 公園での思い出】「モテモテ選択」【133 仕切り直しの関係】 「俺の彼女スルー」&「ギャルゲースルー」【136 黒猫は見た】 「ギャルゲースルー」たしかこれで行けたはず。 - psp_oreimop2 2014-05-12 21 27 50 名前
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/24.html
ここ何ヶ月かの人生相談で妹と俺の距離が縮まったかというとそうでもなく、何年もお互い話すらしなかったっていうブランクはそんな短期間じゃ埋められないわけだ。 ブランクって言えば、いつから俺と妹はこんな風になっちまったのかって思い返してみても、ものごころついた頃から変わってない気がする。世間の兄妹ってのはだいたいこんなもんだってのは妹を持つ兄貴ならわかってくれると思う。 ブランクも何もそもそも俺と桐乃にはベルリンの壁よりも大きな隔たりが生まれた時からそびえ立ってるんだろーな。 尽くすばかりで見返りがなくてむなしくないかって? へっ、むなしくなんかねーよ。見返りも何も俺は俺のやりたいようにやってるだけさ。俺はエロゲマニアでシスコンで妹とラブホに行くような鬼畜な兄貴なだけさ……いったい俺は何をやってるんだろーな。ううっ。 そんな俺はいつものように学校から帰宅した。桐乃は相変わらず携帯をいじって俺なんか見向きもしねー。へっ、そっちがそのつもりだったらこっちだって無視してやるぜ。 「……ただいま」 小声で宣言する。……いくら返事が来なくても挨拶は礼儀だろ! べ、別に妹が怖いんじゃないんだからなっ! ……なんか変な影響をどこからか受けている気がするの気のせいだろうか。 「……」 くるり、とこちらに振り返る桐乃。はっ、どうせゴミを見るような目で俺を睨むんだろ。いいだろう、いつも通り受け止めてやるぜ。 「おにーちゃん!」 桐乃は携帯を放り出し満面の笑顔でこちらに走ってきた。 「おかえりなさいっ!」 ミサイルのように俺の胸にタックルしてくる桐乃。ぐおおおおっ、痛ぇっ! そうか今度は精神じゃなくて肉体にダメージを与える作戦できやがったな! 次々とよくもまあ俺に対して嫌がらせが浮かぶもんだよまったく! 「どーしたの?」 きょとん、とした顔で上目遣いに見つめてくる桐乃。な、なんだこの潤んだ目は! ち、違うぞ、俺は別に妹に萌えてなんか、萌えてなんか…… 「えへへ、おにーちゃんだぁ」 ぐはぁっ! だめだ、胸に頭を押し付けて幸せそうにぐりぐりとかやめてくれ! 普段は中学生に見えないかわいいというよりは美人で端正な顔立ちが崩れ、甘え倒している様はギャップの一言では語りきれないもはや犯罪的な可愛さをかもし出している! 「……ねぇ、ぎゅー、して?」 必殺上目遣いで首をちょこんと傾げられたら、もぉーたまらんっ! おにーちゃん、ぎゅーしちゃうぞー! と、そこで気付いた。『おにーちゃん』? 桐乃は、妹は、俺を呼ぶときは『兄貴』だとか『アンタ』だとか『ねぇ』だとか、いけぞんざいに扱われていた。最後にいたっては呼称ですらねぇ。 いきなりのタックルでよくわからなくなっていたが、さっきから桐乃の様子が明らかにおかしい。これじゃまるで大人しくて可愛い妹だ。俺の妹がこんなに可愛いわけがない! ここで『ぎゅー』なんかした日にゃ「うわっ、本性現したなキモシスコン、略してキモコン! 何が『ぎゅー』だ、マジでキモいから近寄んな」とか言われるに決まってる。 「……」 ほーら、いつの間にか桐乃が俺から離れて俺をジト目で見つめてやがる。あー危ないところだったぜ。 「……ゴメン」 「……はっ?」 俺を見つめていた瞳から何かが零れ落ちたかと思うと桐乃はすごい勢いで階段を上っていってしまった。 あれは…………涙…………だよな。 桐乃がどうしてあんな行動をしたか。桐乃がどうして泣いてしまったのか。俺にわかるはずがなかった。 あれから数日が経過した。 正直、あの日の夕食に桐乃と顔を合わすにびくびくしていた俺だったが、桐乃はいつもと変わらない態度で俺に接してきた。 そうして俺たちはまたいつもと変わらず(一方的に)罵り合いながら距離を取って暮らしていくのさ。 ふん、こんな事はお互い慣れたもんだ。 そうさ、どうせいつもの通りに…… 戻らねぇかもしれねぇだろ! 桐乃は泣いてたんだ! 妹が泣いてるのに立ち上がらないのは兄貴じゃねぇ! 俺はさっき桐乃が上がっていった階段を上り、桐乃の部屋の前に立った。あれから大して時間は経っていない。だが、桐乃の部屋からは物音一つしなかった。 ノックをしてみる。返事はない。 意を決してドアノブを回してみた。何の抵抗もなくドアは開いた。 部屋は暗かった。カーテンが締め切られており、ただ静寂に満ちている。 そんな部屋に違和感が一つ。光だ。 どうやら例のノートPCのモニタが光っているようだった。 「桐乃……?」 呼びかけてみるが返事はない。確かにこの部屋にはいるはずなんだが…… と、ベッドがこんもりとしている。どうやらここにいるらしい。 「お、おい、桐乃」 布団に直接声を浴びせるが反応なし。触れるてもいいのかわからず思わず視線を逸らすとそこには例のPC。 一体何が映ってるんだと何の気なしに見てみると。 『妹と恋しよっ Vol.21 ~恋敵は泥棒メス猫!? お兄ちゃんどいて!! そいつ○せない!!~』 俺は見なかったことにした。 何なんだよこれは!? シリーズ続きすぎだろっ!? 前に見たときはまだ一桁だったのに、しかも何だこの不穏なタイトルは!? あの時、桐乃に無理やりやらされた時はもっと、大人しくて可愛い妹が…… 大人しくて可愛い妹……? そういやさっき玄関で俺に突っ込んできたのは何だった? 大人しくて、可愛い、妹……? まさか……桐乃は…… いやいやそんなわけがない。考えてもみろ、桐乃の今までの俺に対する態度を。 目が合えば無視。 「……キモ」 手が触れれば即座に洗面所に。 「うわ、菌がうつる」 俺が視界に入るとゴミクズを見たような視線。 「視界に入んな」 ……やっぱりありえねぇか。 人生相談。 そうだよ、妹が俺なんかに── 誰にも相談できないでうつむく桐乃。 あの傲岸不遜の妹様が── ただ部屋で一人で泣いて、自分が精一杯やったことをふいにされても。 決して俺なんかじゃ及びもしない才能と努力を備えた妹が── あいつは悪くないのに。ただ、空回りしているだけなのに。 ふん。そうさ。 あいつは俺の妹なんだ! 妹を守るのはこのお兄様の義務なんだよ。 ったく、しゃーねーったらねーよ! 「桐乃!」 俺は思い切り掛け布団を捲り上げた。後の事なんざかんけーねぇ! 妹の涙を止めるのは俺の役目だ! 「……あれ?」 そこには桐乃はいなかった。そこにあったのはどこかで見た箱の山。 「これは……」 そうだ、あのパンドラの箱(襖)の奥に潜んでいた災い(エロゲーの箱)ども! それが、なんでここに? ってか桐乃の奴はどこに? 呆然とする俺の背中に何かが飛びついてきた。 「うぉっ! なんだぁ!?」 思わずベッドうつ伏せにに倒れこむ。何なんだよいったい! 「……兄貴」 「桐乃……か?」 俺の背中に抱きつきこくりとする桐乃。ったくコイツは俺にタックルするのがどれだけ好きなんだよ。 「……ゴメンね」 いつになく殊勝な態度な桐乃。はっ、いつもこうならな。 「何がだよ」 「キモかったよね。いつも兄貴にキモいとか言っててあたしのがキモいじゃん。あはは、あたし馬鹿みたい」 壊れたようにまくし立てる桐乃。でもこれは行き過ぎだ。お前はそんな奴じゃないだろ? 「だから何がだよ」 「だからぁ!」 だから俺は言ってやるのさ。 「兄貴なんて呼ぶんじゃねぇ! 『おにいちゃん』と呼びやがれ!」 「………………はぁ?」 ポカンと、口を開ける桐乃。はん、わかっちゃいねぇな。今からお前に教えてやるぜ! この俺の全てをなぁぁぁぁぁぁ! 「それでもお前は妹か! 兄を呼ぶときは『おにいちゃん』に決まってるだろォがッ! 『おにーちゃん』でも可だッ! さァ、甘えるように媚びるように蜂蜜と砂糖をぶっ掛けたようなハニーヴォイスで『おにいちゃん』だッ! さァ! さァ!」 「……あんた……」 おお、妹から尊敬と畏敬と憧憬と睥睨の視線を感じるぜっ! 「…………あんた、わかっちゃいない! 『おにいちゃん』に込められる感情がそれだけだと思ってるの!? いい? 『妹』が『おにいちゃん』って呼ぶのはねぇ、そこに愛があるの。逆に言えば愛がなきゃ『おにいちゃん』って呼ばないの。ただ媚びて甘えてるだけじゃ妹って言えないの! 兄を立て、兄を尊び、兄を助ける。妹はただ兄に甘えてちゃだめなの。兄の横に並んでて一緒に同じ道を進む。そうしてこそ真の『妹』と言えるのよ!」 言い切った。どこか論点がズレているような気がするがそもそもこの議論の論点なぞ考えるだけ無駄というもの。ていうかお前は俺を立て尊び助けたかぁ? はっ、しかしいつもの調子を取り戻しやがったか。桐乃はこーでなくちゃな。真の妹なんてどうでもいいんだ。お前がいつもの調子に戻りさえすればな。 やれやれ、今回も色々あったが一件落着ってとこか…… 「……で?」 「あん?」 まだなんかあんのか? 「あたしはおにいちゃんのこと、だいすきなんだよ……?」 …………は? 「さっき言ったよね? 『おにいちゃん』って呼ぶのには愛が込められてるって」 「あたし、何度も呼んだもんね? おにいちゃんわかってるもんね?」 あ、あれ? 背中に押し付けられてるモノの感触が…… 「おにいちゃん言ったもん。おにいちゃんって呼べって」 言葉の綾というものが…… 「お・に・い・ちゃんっ」 桐乃サン? 俺の唇に何か近づいてますよっ! え、ちょっと目を瞑られても、あ、おい、やm
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/619.html
http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1330012485/510-517 プルルルルルッ! そのタイミングで携帯が鳴り響いた。 良い所だったのに、と俺は思ったのだろうか。 それともこの携帯に安心したのだろうか。 音の主は、俺の携帯だった。 「……、出るぞ」 俺は桐乃に確認を取る。桐乃は俯いた儘、微動だにしない。 この距離で俺の言葉が聞こえないという事は無いだろう。つまり、微動だにしないの答えは―― 「……ああ、くそっ! わーった、出ねえよ」 ――出てほしくないという意思表示に他ならない。 携帯画面に表示されている名前は、新垣あやせ。 く、あやせ、すまん。あとでかけ直すから今だけは許せ……。 着信のボリュームだけを下げて、音が鳴らないようにして、そのままパソコンの横に置いた。 それを見ていた桐乃が、小さな声で確認をしてくる。 「……良いの?」 決して良くはない。 だが、仕方ないだろう。俺の妹が目の前で、無言で自分の意志を主張していたのだから。 兄としては、その主張を無視する事なんて出来る筈がない。 「ああ。大丈夫、後で事情を話せば許してくれるだろ」 本当の事情を話したらあやせがマジギレして俺が瞬殺される事は間違いないので、なるべく嘘をつかずに、しかし誤魔化す方法を考えておかねばな。 「……ほれ。そんな顔してねえで、ゲーム、続けんぞ」 「そ、そんな顔って、どんな顔よ……」 泣き笑いの様な、その表情だよ。その表情を見ていると何だか胸が痛くなるんだ。是非、やめてくれ。 「大体……、続けるのは、ゲームなワケ?」 その桐乃の一言に、今、どういう場面だったかを思い出す。 途端に、かぁ、と自分の顔が赤くなるのが分かる。 うわ、突然の電話で忘れてたが、そう言えば、そういう状況だった。 やべえ、これじゃ、なんて言うか、こう、妹に催促してる変態兄貴じゃねえか。 死ねよ、俺。おとなしく電話に出ておけよ。 桐乃だって、ちょっとした気の迷いというか、冗談だったに決まっているのに。 「げ、ゲーム以外に何があるってんだよ」 明らかにわざとらしいが、変態兄貴の汚名を避ける為に、あくまでゲームの続きを要求してみせる。 そう、別に妹の、なんだ、ああいうのを期待して電話に出なかった訳じゃないしな。 「……あ、あんたって、本当へたれだよね」 桐乃が呆れたように、そうと呟く。心の底からうっせえ、と言いたい。 ふぅ、と桐乃が息を吐くと、再び顔を上げた。何処と無く不安げに揺れていた顔が、いつもの勝気な瞳を宿す。 「分かった。あたしも覚悟を決めた。……ここまでやって、あたしも引き下がるワケにはいかないっての! 全国の妹ユーザーが待ってんだから、この先の展開を…ッ!」 よく分からない決意を表明する桐乃。全国の妹ユーザーって誰だよ。この部屋、全国ネットで放送でもされてんのか。そしたら俺、自殺するしか無くね? ……か、監視カメラとかねえよな? 「…………え、えいっ!」 やたら気合入った掛け声と共に、桐乃は自分の股へと掌底を放った。 より詳細を言うなら、そこにある俺の息子にだ。 「ぐ、ぅ……き、桐乃、何を……」 お、お、おまえ、男のここはピュア・ハート以上にデリケートなんだぞ……? つか、女の子が掛け声と共に野郎の股間に手を伸ばすんじゃねえよ。 「あ、ご、ごめん! い、痛かった?」 そう言って桐乃は、俺の息子を擦るように撫でる。 「…………ッ!!」 俺は慌てて桐乃の手を止める。 「お、おまえなぁ?」 「…………」 途端、身体を硬直させる妹。 ……? なんでだ? 改めて自分の態勢を見る。俺の前に桐乃。桐乃、俺の息子へと手を伸ばしている。 その腕を止める俺の手。つまり、構図を簡単に言うなれば……。 まるで後ろから俺が桐乃を抱きしめているような形だ。 はっはっは、違うっすよ? これは、偶々というか。 事故って言うか……。 構図だけじゃなく、実際に抱きしめているような感触がする。 柔らかい、女の子の身体。薄布一枚で隔てただけの感触。体温が直ぐに感じられて。 「…………ッ!」 気付けば、抱きしめる手に力を篭めていた。目の前にある身体を、力強く抱きしめていた。 内から湧き出る強い衝動に、まるで抗えなかった。 だって、仕方ないだろう。 俺の腕にすっぽり収まってしまう女の子が、俺の上に乗っていて。 裸に布一枚纏っただけの格好で。 こんなの、我慢できる筈がない。 「……京介、痛いよ」 桐乃が小さく声をだす。 その言葉に理性を取り戻す。 「す、すまん! お、俺……」 慌てて、桐乃から離れようと腕を解く、 その腕を桐乃が止めた。 「もっと、……優しく、してよ」 桐乃は耳まで真っ赤にして、俯きがちに、しかしそう言う。 な、なんだ、この可愛い生き物は。 本当に俺の妹か? 実は違う誰かなんじゃないのか? ……寧ろ、そうであってほしい。 「…………」 「……京介?」 でも、目の前に居るのは妹だ。 俺の、妹なんだ。 妹を、兄が襲ってどうするんだ。 そんなのは二次元だけで。 そもそも、この一人暮らしの発端を考えろ。 「……、駄目だ」 これでエロゲーみたいな展開をしてしまったら、あの時の親父の信頼を裏切る事になる。 俺に任せてくれた、その信頼を裏切っていい筈がない。 「…………馬鹿。信じらんない」 俺の言葉を聞いて、桐乃がブルブルと身体を震わせる。 妹は、短い兄の拒絶から、全ての意を汲み取ったのだろう。 ああ、分かってる。分かっていた。 鈍いふりをしていただけで、今日の桐乃は明らかに俺を挑発していた。誘惑をしていた。 それを気付かない振りして、何も起こらない事を期待して、そして妹にここまでやらせて。 その上で、断ろうとしている。なんて、最悪。なんて非道な兄貴なのだろう。 どんな綺麗事を言ったって、俺が兄貴失格なのは到底変わらない。 「桐乃、俺は――」 「…………」 桐乃は、無言で俺の海綿体を撫でた。 「ががっ! き、桐乃、て、てめえ!」 凄い快楽が俺の背中を駆け抜けていった。油断しているとイッちゃいそうなレベルだった。 ゆ、油断ならない奴……。 「い、いいか、桐乃、俺はな――」 すりすり。 「おおおおおおおお、まった、たんま、タンマ!」 「……何よ、言ってみ?」 桐乃は、にひひ、と生意気な笑顔を俺に向ける。その笑顔はなるほど、可愛かった。 つか、こんな間近でその笑顔は反則だ。 だ、だが、屈する訳には―― 「…………ッ! ~~ッ!!」 妹の執拗な攻撃は続く。俺の息子の頭を優しくスリスリと撫でながら、しかもそれを太ももで挟んでくる。 もう敏感になってしまっている俺のソコは、暖かく柔らかいモノに挟まれて、正直、ヤバい。 しかも、開いた手で、ソレを自分側に押し付ける。つまり、桐乃にアレに、自分のソレが……。 「…………く、や、やめろ」 そして、はっきりと分かった。分かってしまった。俺のソレ越しに、桐乃のアレが……濡れている事が。 「……で、どうすんの?」 にやにやと笑って桐乃は言う。頬が真っ赤で、耳まで真っ赤なのに。挑戦的な眼は、俺を見据える。 指でくりくりと、俺の刺激の強い部分を弄り回す。 絶対分かっててやってないと思うが、それ、スゲエ気持ちいいんだからな……っ! 気持よすぎてヤバい、脳の奥がびぃーんと鳴っている感じがする。変な声が出てしまいそう。 こ、これ逆レイプじゃね? 俺、妹に汚されてねえ? 「あーあ、あたしのここ、びしょびしょ。どうしてくれんの?」 ど、どうしてくれるのとおっしゃられても。 「責任、と、取りなさいよ。兄貴でしょ?」 兄貴だから、責任を取れと。いや、兄貴だから責任が取れなくて。 理性と欲望の間で揺れ動く。しかし俺の中の兄が、欲望を封じ込めようとする。 だから、妹が、それをぶち壊す。 「ううん、絶対、責任を取らせる。もう、決めた。 あんたが、どう足掻いても兄貴で居続けるというのであれば、あたしは、どうあってもあんたに責任を取らせてみせる。 あんたの身体をどこまでも気持ちよくさせてあげる、あたしを、犯させてあげる。感謝しなさいよね」 エロゲーでも言わないだろうとんでもない台詞を、俺を真っ直ぐ見ながら桐乃は宣言した。 「あたしの身体の味を、あんただけに味わわせてあげるんだから……!」 俺の……を、桐乃の……に押し付ける。ぬる、とした感触。服越しとはいえ、服がまるでもう機能してない。 生暖かい湿った感触が、俺の……に纏わりつく。 「は……ァッ! ん、……んんっ!」 そしてそれを挟んだり、腰を動かしたりして、桐乃は俺の……を弄ぶように支配していく。 その動きのまま、桐乃は抑えていた俺の左手を、自分の胸へと押し付ける。 柔らかい感触が、俺の手のひらから伝わってくる。 桐乃は俺の手に自分の手を重ねて、俺の手ごと、自分の胸を揉んだ。 むにゅ。なんとも言えない柔らかい感触が、俺の手にダイレクトに伝わってくる。 なんだこれ、こんなに柔らかいものなのか、そして弾力があって。 桐乃が胸を揉みしだく、その行為すべてが俺の手を通して。 気付けば俺は自分で揉んでいるのか、桐乃に使われているのか分からなくなってしまった。 俺の中の兄貴は、今でも必死で俺を止めている。罵倒をしている。 しかし、それに対して、桐乃の行動が、体温が、柔らかさが、吐息が、俺を支配する。 「……ふ、ふふん。あ、ッ、あたし、の、…直で、……触りたい、ぁ、でしょ?」 俺の返事など、妹は待っていなかった。シャツの隙間、ボタンの隙間から自分の手ごと、俺の手を侵入させる。 服の中の温度は、この部屋よりも熱い。しっとりした、空気。 そして、そこにあった感触は先ほどとは比べられない感触。 しっとりとした触り心地、布じゃない、生き物を触っている、感触、柔らかさがダイレクトで、俺の理性をジリジリと焼く。 やめろ、なんて、もうなかった。もっと。もっと、もっと。もっともっともっと。 触りたい、俺の意思で。 ――やめろ、俺は桐乃の兄貴なんだぞ!? 兄貴が妹を襲うなんて、ありえねえだろ! …………。 ――今直ぐ、やめて離れろ、そして叱って終わらせろ! それが兄としてやるべき事だ! …………。 ――親父の信頼を、裏切るのうるせええええええええええええっ!! 「桐乃、俺はおまえが好きだ」 「…ん、ぁ…………、……え?」 「俺は、おまえが大好きだ」 「え、えええ、え?」 「悪い。もう手遅れだ。分かった。もう分かった。分かっちまった。自覚しちまった。駄目だ。分かっちまった。俺はさ、桐乃」 「…………」 「おまえと、結婚したい」 「ええええええええええっ!? ちょ、と、飛びすぎ、待って、待ってこ、心の準備が……!」 「うっさい。おまえの心の準備なんか知らねえ。いいか、てめえ、よく聞けよ……!」 俺は、俺の意思で桐乃の胸を揉む。揉む事の出来ない右手は、桐乃の腰へと回し抱き寄せる。 桐乃のうっすらと赤み帯びた首筋へと唇を這わせると、桐乃の身体がぴくんと跳ねた。 「この身体に、俺以外の誰かが触るなんて許せねえ。分かるか、それは本当に兄としての感情か? 否、違う、兄なら、自分が触る事だって想定しない筈だ、だからこの感情は紛れもなく兄としてじゃない、俺の感情なんだよ」 左手を桐乃の服から抜き、桐乃の顎へと手を伸ばす。そして這わせるようにして唇に。 「この唇も、この身体も、全て俺が頂く、俺のものにして、俺以外になんて決して渡さねえ」 なんて醜い本音だろう。汚らわしい下衆の言い分だろう。 でも、もう止められない。 「何より、てめえの想いが、俺以外の誰かに向けられるなんて、死んでも嫌だ、頼む、頼むから、俺を見ていてくれ、俺の側にいてくれ、おまえは前に言ったな、一番じゃないと嫌だと、それなら俺はこう言おう」 顔を真赤にしている桐乃の顔を、後ろから覗きこむようにして見つめる。 「……おまえのただひとつの特別に、俺をしてくれ」 ギュッ、と桐乃の身体を抱きしめる。もう抑えきれなかった。この薄汚れた衝動を撒き散らした。 数秒後に桐乃が俺の手から離れてしまうかも知れない。それが怖かった。 桐乃はただ、兄をからかっているだけだったかもしれない。 一夜限りの関係として、近親相姦に憧れただけかもしれない。 ただの好奇心だったのかもしれない。 そのどれでもいい。 怖いし、悲しいけど。 ただ、俺を桐乃の特別にして欲しい。 一番よりも、唯一へ。 その瞳で、俺を見続けて欲しい。 それだけで、俺はどんな障害だって怖くなくなるから。 「…………」 「…………」 桐乃を抱きしめた格好で、二人は沈黙だった。 あれほど吹き荒れていた感情も、今は静かだ。 煩悩でさえ、今この時は静まり返っている。 暫くそうして、時間を過ごした後、桐乃は俺から立ち上がる素振りを見せた。 あ……。 離したくなくて、手に力を込めてしまう。それを優しく桐乃はどかした。 そして、桐乃は俺から離れた。 離れていく桐乃を俺は眼で追う。 まるで捨てられた子犬のような視線だっただろうと自分でさえ思う。 数歩離れて、桐乃は俺の方へと向き直った。 「……ちゃんと、全身見えてる? これ、ゲームだったらイベントCGだから、ちゃんと見てなさいよ」 そう言いながら片目を閉じて、少し息を整えて、そしてゆっくりと服のボタンを外していく。 「言っておくけど、差分とか無いから、ロードも無いから。セーブも無いから。やり直しなんてさせないんだから」 一つ一つ、静かにボタンを外していく。 「というか……今更、他のルートなんて選んだら、あたしが許さないから。絶対邪魔してやるし。つか、どんな選択肢を選んだって強制あたしルートだから」 やがてあらわになっていく、綺麗な、桐乃の裸体。 その姿に見惚れてしまっている俺を、くすっ、と桐乃は笑う。 「……あんた、あたしの特別にして欲しいって言ったよね?」 「ああ……。言った」 「ごめん、それ無理」 「なッ……!?」 ここまでやって!? え、強制バッドエンド!? この展開でその台詞無くね? 凄いショックなんだけど。ヤバい泣きそう。 「てかさ……、本当、あんた、気付いてなかったんだね」 桐乃は今まで見たことがないぐらいに、優しい表情をしていた。 それはとても綺麗で、見ているだけで、胸の高鳴りが止まらない。 「……とっくの昔に、あんたはあたしの特別、だっていうのにさ」 そう言って、上着を、はらり、落とす。そのまま、流れるように下のスボンへと手を掛ける。 「大体さ、あんた、あたしをなんだって思ってるわけ? 電波女みたいにビッチだって思ってるわけ? それ、超ムカツクんだけど。何、あたしが誰にでも、あ、あんなエッチな事、するって思ってんの?」 するする、とズボンを脱いでいく。……あの部分はやはり濡れていた。 俺がそこを見ているのに気づくと、2倍速で脱いでズボンをベッドの下に放ってしまう。 「……あんただけに、決まってんじゃん」 全てを脱ぎ捨てた桐乃は、ベッドの上へと身体を載せて、横たえる。 「本当さ…、あんたの告白、いや、嬉しかったけど、ホント、馬鹿じゃん」 桐乃はクスクス笑う。 「あたしは、さっきからずーっと、あんたに告白しているつもりだったんだけど、あんた、全然分かってなかったなんて。 鈍感にしても行き過ぎでしょ。まあ、そのおかげであんたの言葉聞けたし? イイケドさ」 力を抜いている様子で、天井を見るように桐乃は、俺を見る。 「で、あんた。いつまでそこでボケーとあたしを見てんの? 見惚れるのは分かるケドさ」 照れた様に微笑んで、桐乃は俺に言う。 「あたしと、エッチしよ?」 それからって? 続きがどうなったかって? まさか続きを話さないつもりじゃないだろうな、って? そのまさかだ。言っただろ、桐乃を誰にも渡したくない。 これはそんな醜い兄の、主観の物語。 ここから先はトップ・シークレットだっての。 まあ、それでも端的にこの先の展開を言うならさ。 分かってるだろうが、この台詞しか無いわな。 俺の妹が、こんなに可愛いワケがない、ってな。 完
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1695.html
905 :俺の妹がモノレールの運転士なわけがない【SS?】:2013/05/05(日) 23 00 29.21 ID xgEn8ZaQO バチン!! なんとなく身に覚えのある痛みで俺は目を覚ました。だが、目覚めた場所がいつもと違う…… 「まったく、早く起きろっての」 その声は桐乃、でも、やっぱり何かがいつもと違う 「あの、桐乃さん?」 「なに?」 「何で俺らはモノレールに乗ってるんだ? そして、なんでお前は運転士みたいな格好してるんだ?」 「ハア? 何を今さらなこと言ってるの? あたしがモノレールの整備士なのは知ってるでしょ」 「……そういう役でモノレール会社のコマーシャルに出たのは知ってるが」 「で、千葉モノレールは整備士の仕事を運転士がやってるの。だからあたしは運転士でもある。おK?」 いやいや、おKな訳ないだろ 「まあいい、てかよくないが、今はどんな状況なんだ?」 「車両への電力供給が止まってるの」 それで周りが薄暗いのか………って、いやいやそんな感心してる場合じゃないよな 「それじゃ動かないってことじゃないか」 「そう諦めるのはまだ早い!!」 突然背後から女の声がした 「な、なんだいきなり……って、確かおまえの名前は、何だっけ?」 「み や も と ら ん です!」 「……思い出した、確か桐乃のダチだよな」 「このモノレールには緊急時用に次の駅まで走行可能なようにバッテリーが用意されてる」 「なんだ、なら安心だぜ」 「でも、なぜかバッテリーが放電されてて空っぽなんだよね」 「ちょ、待てよ! それじゃあどうすればいいんだ?」 「桐乃んの兄貴なら、言わなくても分かるよね。じゃあ二人とも頑張ってね」 「ありがと、ランちん」 一方的に話を終えた宮本蘭は、運転席の足元のハッチを開けると、非常用の脱出シュートを使って去っていったのだった 「そうと決まれば話が早い。」 「……何となく嫌な予感がするんだが」 「ハア? 妹にじゅーでんするだけの簡単なお仕事がどうして嫌な予感なワケ?」 「今じゅーでんが必要なのはモノレールのバッテリーであって、桐乃じゃない」 「アンタ、あたしにじゅーでんしたくないワケ?」 「…………。」 「じゃあ、じゅーでんして、京介」 「ああん、しゅごーい!!! エローい!!!」 ※※※ 目撃者の話によると、やがてモノレールはギシギシアンアンという妙な音をあげて動き出したという また、「バッテリー満充電どころか、おそらく子供も二人出来たようだ」などと意味不明な供述も残されている だが、この件について調べようとすると、決まって黒髪の美少女が家にやってきて、 「余計な詮索をすると、貝塚に展示されますよ」 とわけのわからない脅迫?をしていくと言われているので、どんな事が実際起きたのかは皆さんの想像力に任せることにする ----------